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二 イスラエルの太祖
八 神はアブラハムをカアナンに導かれた
ノアの大水から長い年月がたったあと、カルデアという国に、アブラハムという心の正しい信心深い人がいました。アブラハムのお父さんは、ほんとうの神さまを忘れて、人間の作ったにせの神々を信心していました。それで神さまはアブラハムに、
「おまえはこの国と、父や親せきから離れて、私の示す国に行きなさい。私はそこで、おまえを幸福にしてあげる」とおっしゃいました。
アブラハムは、すぐみことばに従って、カルデアの国を出て、カアナンというところに行きました。すると、神さまが現れて、このカアナンの国を、アブラハムとその子孫にくださることを約束なさいました。アブラハムはそこに祭壇を築き、神さまを拝みました。
一 いつも神さまに。「何ごとも神さまのお望みどおりになりますように」と祈りなさい。